鹿児島-屋久島一人旅4日目
ここんとこ早起き続きだったので、朝陽は見ず6時半起床。
8時10分。お迎えが来る。
昨日のガイド、いさじろう。そして本日の隊員は女性2人。
マミちゃん、ユミちゃん。
(双子じゃないよ。大学時代の友達だそう。)同じ歳&1歳下。
私の年齢を言ったら
「えー!?ためー?年下かと思った」と驚かれる。

車に乗り込み、白谷雲水峡に向かう。
屋久島の中心部に近いトレッキングコース。
木の階段を登り、橋を渡りでかい岩を登ってくと、
そこからは苔むした場所の始まり。

途中、なんて呼ばれてるかって話になり
「ななぶぅ」って呼ばれてるって言ったら、
おなかすいたぶぅ、ありがとぶぅ、と
言葉の最後にぶぅをつけて話すのがはやった(笑)ブー太郎!?

木々はおもしろい形してる。
両側にライオンの顔がある木。またのしたをくぐり抜けられる木、
鱗の中に隠れられる木。闘ってるような樹。
緑の森の中でひときわめだつのはヒメシャラ。
植生されないよう自分の皮をはぐ。
だからつるつるすべすべの茶色い肌をしている。まさにヒメ。

もののけ姫の森と呼ばれる場所。あるのは緑色オンリー。
「空気も緑色してる」とゆみちゃん。
一面苔むしてるから、マクロで写真撮るのが面白い。
マクロ好きのまみちゃんはいつの間にかあだ名がマクロに。
私はカメラを2こぶら下げてるからカメラ小僧。略して小僧。

「魔女さん出ておいで!」と言ってみて。といさじろう。
のりが悪い私たち。小声で言う。
のりが悪いと怒られたけど、魔女さん出て来たよ。
それはまさしく魔女。魔女に出会っちゃったよ。
ヘンゼルとグレーテルに出てくるような魔女。
魔女に出会いたい人は、もののけ姫の森の先で探してみては!?

屋久島は水が多い。白谷も水が多い。歩く道も水場が多い。
さっきまで川があったのに、いきなり水の流れが消えてる。
で、またいきなり川が出来てたりする。不思議だねぇ。
持ってったコップで水を飲んでみる。
美味しい。飲んですぐ吸収されるような感じ。
身体が求めてる水の味。

お昼は太鼓岩というでっかい岩の上で食べた。
竹の葉でつつんだおむすび。うまい!
ここからの景色は抜群。
もののけ姫の中で鹿が見た景色そのままを体験出来る。

原生林歩道も行った。
ココこそもののけ姫じゃない?白谷の中で1番綺麗。
いさじろうが珈琲入れてくれた。
ここの苔がかなり綺麗で皆でマクロで苔にたまる水の雫写真にチャレンジ。
その間、いさじろうは私のカメラでパシャパシャ撮りまくってた。
苔ではなく私たちの様子を。
カメラを意識してない時の顔って面白い。
私は集中してる時、口がとんがるみたい。

いさじろうの登山の心得。
その1※音の地図
自分の頭の中で自分がどうやって歩いてるか
イメージして耳をすましながら音を聞く。
滝の音、鳥の囀り、鹿の足音。
特にシカの足音はかさかさと小さい音だから
近くにいても気が付かない人もいるそう。

その2※
教えてもらえなかった。

その3※一人で歩いてみる。
みんなで来てる場合でも、時間をあけて1人で歩いてみる。
1番手マミちゃん。
マミちゃんが出発してすぐ歩きだそうとしたら、
「このボケ!」とユミちゃんの鋭いつっこみが(笑)
その他の場面でもかなりつっこまれた。
ツッコミ名人ユミちゃん。

白谷の後は温泉。楠川温泉ってとこ。
ここは室内で男女別々。こじんまりとした温泉。
湯舟は横5メートル、縦1メートルくらいでちっこい。
湯舟の横にいろんな形のまるっこい石がついてるから、
足の裏をくっつけてグリグリしたらマッサージみたいで気持ちよかったよ。

そんなこんなでイサジロウの白谷雲水峡ツアーが終わった。
笑ってばっかのツアーだった。
マミちゃんユミちゃんも初めてあったとは思えないくらい気が合った。
イサジロウのツアーに申し込む人は特殊な人が多いのかも(笑)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索